会社を辞める③ 経営層やワンマン社長について2日目
こんばんは、mitsuです。
昨日に引き続き、ワンマン社長や経営層との思い出について投稿していきたいと思います。
前回挙げたのは下記2点でした
①ボーナス額が社長の感覚で決まる。
②社長が無駄遣いする。
では続きを書いていきます。
【つづき】
③社長の態度が横柄で色々なところで嫌われている
⇒恐れられているのと嫌われているのでは全く違います。
前の会社の社長は典型的な世間知らずの2代目でした。
創業者であるお父様の力で大きくなった会社を流れの中で引き継いだだけです。
しかし世の中良くできていて、就任してしばらく経つと社長仲間や取引先の担当者がおだててくれます。
2代目はびっくりするほど簡単にいい気分になり、さらには『自分は凄い!』と勘違いをしてしまい、会長や古くから会社一筋で頑張ってきた社員を馬鹿にし始める始末です。
会長(創業者)の言う事も聞かなくなり、古株の社員の心はどんどん離れていきました。
『自分に知らないことはない!』
『ウチの社員は使えないヤツばかり』
『自分は人格者』
こんな態度を割と近い距離で見ていたので、
昔はあったmitsuの愛社精神とやらはどんどんなくなってきました。
会長も、ご子息がこんなことになってしまったことを嘆いておられましたが、
結局は甘やかして育てたあなたの責任ですよ。
社員を召使のように扱っていたあなたの背中を見て、順調に育っただけの話です。
価格:2,293円 |
④管理職に決裁権限を与えない社長
⇒mitsuが前にいた会社は200人くらいの社員数の会社です。
中小企業ではありますが、中規模の企業でしたから、
それなりの人数の管理職がいました。mitsuもその1人です。
普通は部長には部長、課長には課長の決裁権限というものが存在するはずなのですが、管理職に承認作業はあるものの、最終決裁者はすべて社長でした。
例えば、10万円までは部長最終決裁などと会社によって規程されていますが、それがなかったのです。
1円以上社長決裁!!!
もちろん、感覚だけで決裁していきますから、誰がどう見ても必要な稟議が否決になったり、難しい案件の場合は長期保留(放置)になるなど、業務が滞ることも結構ありました。
立替経費精算も承認が遅れます。
当然ですが、期日に振り込まれず、社員からのクレームも総務に届きました。
管理職の役職に応じ権限を委譲していかなければ会社はスムーズに回りません。
しかし残念ながら、前の会社の社長は
小さなお金に異常にこだわり、大きなお金だと分からなくなってしまうという悲しい状況でした。
さすがにmitsuも近くで見ていて会社の将来が不安になりました。
⑤独断で突然大きな買い物をする
⇒この話は別に私物を購入する話ではありません。
会社の事業に関わる大きな投資を勝手にしてしまう話です。
もちろんオーナー様ですから社長のあなたが一番偉いです。
でも、ノリで会社を買ったり、新しい支店作ってはダメ!
一応、立ち話レベルで一部の幹部に話をしたらしいですが、
経営会議や役員会議を通さず契約の日を迎え、無事締結!
おめでとうございます、オーナー。
これで憧れのグループ会社を手に入れることが出来ましたね!
mitsuとしては、借入れを起こさず余剰金と運転資金を使って購入された為、
資金繰りに影響が出て面倒でした。(結局短期で運転資金の借り入れしました。)
とにかく、計画性の無さと根拠ない自信には脱帽でした。
つづく(次回は幹部層にも触れます)
【新品】マンガでやさしくわかる中期経営計画の立て方・使い方 井口嘉則/著 柾朱鷺/作画 価格:1,980円 |