会社を辞める② 前の会社の長時間労働
前回は会社を辞めようという発想と向き合うことについて書きました。
今回は前の会社がどんな感じだったかについて書いていこうと思います。
沢山羅列してしまったので全てに触れることは難しいかもしれませんが、何回かに分けて発信したいと思いますが、下記①~③のカテゴリーが入り乱れる形になりますのでご了承ください。
①労働環境
②経営者/経営層
③会社の風土、慣習
【長時間労働(慢性的な36協定違反)】
ブラック企業の定番ですね。
私が勤めていた会社ももちろん当てはまります。
↓↓事務系スタッフの私の労働環境はこんな感じ・・・↓↓
・普通残業時間50~60h/月
→もっと長時間残業の方がいらっしゃる事は承知しています。
・昼休み20分/日
→就業規則では昼休憩は60分なので40分はサービスです。
少しでも早く帰りたくて、昼休みに事務仕事を片付ける日々でした。
・休日出勤毎月1回ペース
→代休とる事出来ず。年末年始、GW、お盆休みも最低1日は出社。
・パソコンや会社貸与スマホは毎日持ち帰る
→逆にログなんてとるわけないです。
・管理職にさせられているので一切手当が出ない
→役職手当20,000円って意味が分かりません。
管理職になってから年収100万は下がっています。
本当に納得感のない昇進でした。
↓↓ちなみに他の社員はこんな感じです↓↓
・一般職の事務員も30時間/月は残業がある
・営業職のは60時間/月残業が当たり前
→得意先をたくさん持っている人は毎月80時間オーバーの人も。
・繁忙期はパートさんも残業
→ひどい時は22時まで残業。
パートさんが22時ということは、正社員は0時近くまで・・・。
・残業が多いと怒られるため、退勤打刻をしてから残業
→経営者はこれを知って喜んでいました。
・時間外手当の計算に上限時間を設けられているため、
毎月残業代が定額状態。
自分自身まったく納得ができない昇進(待遇)で、
さらに労務管理もする立場にさせられるという状況でした。
『mitsuさんに時間外の事言われたくないです』と言われた事もありました。
さすがに怒った社員が労働基準監督署に通報して、
時間外上限は表面的には撤廃されましたが、
退勤打刻後に通常業務の流れが出来上がりました。
長時間労働の一番の問題は経営者の考え方だと思います。
固定費を増やしたくないというのは経営者としては当然の考えだと思います。
しかし、明らかに業務量に対して人が足りていないのに
『人を増やす事』=『ワークシェア』という発想でしたから、
上長たちは増員求人を行うことさえ躊躇してしまう状況でした。
仮に求人を行っても、会社にとって都合の良い条件の求人票。
人手不足のこの世の中で優秀な人材が応募してくるわけありません。
簡単ではありませんが、経営者の本気度で長時間労働はなくせます。
本気で社員の事を思い、本気で改善したい事を各部署の管理職に伝えれば良いのです。
しかし、少しでも腹の中にあるケチな感情が出てしまったら絶対失敗します。
もしも、経営者が長時間労働を改善すると宣言した会社で、
下記のような症状があったら多分その会社はそのままです。
・システムや人を増やさないで、社員に対して効率が悪いと言い続ける
・社員の健康よりも残業代の増減ばかり報告があがる
・長時間労働した社員をつるし上げる
・経営層がストレスチェックの結果を何故か気にする
・経営層に媚を売る管理職だけノー残業実施
特に、社員を責めるタイプの発言が増えてきた場合は要注意です。
それは経営層が自己を顧みることなく、
社員に責任を転嫁しているのですから。
長時間労働に悩むのであれば、一度今お勤めの会社の状態を分析してみてた方がよいと思いますよ!
【コクヨ】履歴書用紙(大型封筒付き)標準 A4 シン-5J 【送料無料】【配送方法は選べません】 価格:275円 |